発売しました

二桁のかけ算 一九一九(イクイク) (黒松ブックス)

二桁のかけ算 一九一九(イクイク) (黒松ブックス)

というわけで出ましたですよ。

語呂でかけ算を覚える本、なんですが、その語呂がただの語呂ではない。
11から19までの数字をキャラクタに見立てて、語呂に交換法則を持ち込んであるのです。

交換法則とはなんぞや?

たとえば。
13を一茶、17をヒナとしましょう。
17×13=221です。(これを電卓使わずに打てる気持ちよさよ!)。
で、これを「つついてる」と語呂にする。
「ヒナ、一茶、つついてる。」
さて、13×17は、やはり221です。
というわけで
「一茶、ヒナ、つついてる。」

つまり!
やられたらやりかえせ!目には目を!あなたからわたしへ!
といった、おもろうてやがて悲しきペーソスがですね、にじみ出てくるわけですよ。たかが語呂なのに。
キャラクタはたった9つ、しかも語呂とひっかけてあるのでみるみる覚えられます。
で、本をぱらぱら何度かめくって唱えてみると、だんだん物語が身にしみてくる。そういうしくみです。しかも語呂だから、この物語は覚えてしまう。夢に出てくる。電車の中で唱えてしまう。プラットフォームに降りたとたんに唱えたくなる。買いたくなる。

買いたくなってきました?