2005-04-08から1日間の記事一覧

音痴シミュレーション、弾けているのに弾けている気がしない

ところで、菊池氏のとりあげている「デサフィナード」は、じつはそうした名曲集にはほぼかならず収められており、しかもコードがひときわトリッキーな曲だ(その点でも、p98のくだりは、「おおおおおっ」と多大なる共感を抱いて読んだ)。「デサフィナード」…

バークリーメソッドを逆にたどる

十代の頃、中学生新聞か何かの裏に載っていた洋楽の譜面で、コードというものに初めて出会った。おたまじゃくしのほうは音楽の授業で習ったことがあったので、すらすらとは読めないまでも、なんとなく意味はわかったが、AmとかG7とかいう記号のほうは、最初…

バークリーメソッドを逆にたどる

喫茶店で「憂鬱と官能を教えた学校」(菊地成孔+大谷能生)。無類におもしろい。次々と目ウロコ。 とくに、ぼくのように、自己流でコード弾きを覚えて、長らく音楽を縦割りで考えていた人間にとっては、思い当たるフシがありすぎて怖いほどだ。ぼくが先月来…