2005-04-11から1日間の記事一覧
モーツァルト、といえば小林秀雄なのだが、それを感情論として読み直すこと。もうひとつ、先月から断続的に考えているiPodや原音の話だが、小林秀雄の「蓄音機」は、メソッド派の行き着く先の議論として見逃せない。考えてみると、ぼくのユーミンに対する聞…
モーツァルト、といえば小林秀雄なのだが、「モオツァルト」「表現について」「蓄音機」を感情論として読み直すこと。確かに感情が揺らされるとき、それは、何をてがかりにしているか。感情が確かに揺れること(リアルなこと)と、「再生」「原音」の質が高…
「憂鬱と官能を教えた学校」の重要なテーマはじつは、感情を支えるメソッドは何かという問題だと読んだ。ドミナントモーションが何かということよりも、なぜそのようなモーションがこれだけ人々の心をとらえてしまったのかが問題だ。ノウハウとしてはV7 -> I…
昨年の今頃はベートーヴェンの弦楽四重奏曲を聴いて、それをもとにダマシオの感情論のスコアについて語るというのを講義でやっていた。今年はモーツァルトにしようかと思い、朝起きたらハイドンセットをスコアを見ながら繰り返し聞いている。スコアを見なが…