2005-05-07から1日間の記事一覧

歌謡曲と街の灯

あと、泣けたのは高良さんのビブラフォンで、ときおりバンド演奏の休止符で表われるその響きから、「街の灯」ということばが思い浮かんだ。 ぼくは歌謡曲というのは「都会のねずみと田舎のねずみ」の話だと思っていて、それは演歌が真正面からふるさとを唄う…

「ゆ」の揺れ

浜田真理子+ONJO。じつは浜田さんの歌を聴くのはCDも含めて今回が初めてだったのだが、一曲めの「Beyond」冒頭で一気に引き込まれた。いちばん最初の曲の出だしの音というのは、恐ろしいほどの緊張を強いるものだと思う。その「ゆこうよ」ということばの「…

コンクリート感覚

京都へ。薄荷葉っぱ(オクノ修の「去年の夏」のカバーたのし)、トウヤマタケオ楽団と、ナイーヴで明るい演奏のあと、コンビニに走り、リポDで気合いを入れてから、ぐぐっと夜に傾斜。山本精一+羅針盤(大友良英ヴァージョン)。世界の果てにカミサマを置く…